雨が降る前に養生

　今日も午前中は現場確認。

　まずは日向市。

打合せから２年越しの住宅です。年末からようやく現場が始まって、明日はいよいよ建て方です。

今日は朝から大工さんたちが土台敷に来て下さっています。

床下の断熱材も床合板も敷地内にスタンバイしていますが、そこまで今日中に終わるかな？

夕方遅くから雨の予報なので「床組を濡らさないよう、養生して帰ります・・」と現場監督さん。

明日になったら、躯体が立ち上がっていて、ビックリするでしょうな、楽しみです。

明日も午後、建ち上がった頃に見に行きます。

　もう１件、延岡市内の調剤薬局さんの現場。

年末、工務店さんからの急な依頼でドタバタと確認申請を出した案件です。

昨日、建て方だったとのこと。

工程の連絡がなかったので、もしかして・・と思って寄ってみましたが、良かった・・・・来てみて。

店舗などではよくあることですが、完成までのスケジュールがとってもタイトらしく、規模も小さいので、ちょくちょく来て見ないと、あっという間に進んでしまいますね。

　こちらも雨に備えて、屋根仕舞いを急いでいました。

板金屋根の仕上なので、野地板の上に、雨音を緩衝するためのシージングボードを敷いているところでした。

その後、ルーフィングまで、今日中に終わらせる予定とのこと。

　筋交いを入れて金物を取り付けた段階の写真を撮りに来たいのですが、２日後ぐらいにまた来て見ます。

　こっからは愚痴。

工務店さんからの依頼の仕事は、だいたい、工程を設計者にご連絡して下さらないことが多いです(苦笑)

下請けさんだって、突然、明日から現場に入って・・とか言われても、準備や他の現場とのスケジュール管理があるでしょうに。

設計事務所も自分から現場に行って見ないと、すでに重要な局面が終わって写真も撮れなくなってしまっている・・・ということがありますからね。

工程表を作って関係者に渡す・・・とか、段取りを早め早めにする・・とかいうことは、現場監督さんの最低限の仕事だと思うんですけどね。

基本的に「監理」という仕事は、世間的にあまり認知されいないし、重要だと思われていない・・・と感じます。