塗り壁はいいな

　午前中、フラット35S　金利Ａプランの申請書を、審査機関に発送いたしました。

工務店さんからの依頼の仕事です。

何年振りかにフラット35の申請しました。

年々、いろいろと制度的なことが変わってきているし、その度に申請書類も変わっているので、前にやったから・・ってのはあんまり参考になりませんな。

今回は、金利Ａプランの省エネを採用したので、外皮性能と一次エネルギー消費量の計算も自力でやりました。

外皮計算の必要がない簡易プログラムが出ているので、思ったほど大変ではなかったですが、宅急便で発送してホッと一息です。

　フラットの設計審査の合格通知書がないと、金融機関さんからつなぎ融資が下りないそうです。

そこは、もっと金融機関さんが制度を勉強して、様々なケースに対応できる融資制度を設けたほうがいいと思いますね。

　住宅瑕疵保険の中間検査を実施することで、フラット35の中間検査が省略できる流れになっていて、その場合は設計審査は瑕疵保険の中間検査までにすればいいことになっています。建築確認が下りれば着工は可能なのです。

なのに、つなぎ融資が出ない・・ということは、施主さんも工務店さんも資金繰りのデメリットが大きいわけです。

ま、自己資金をある程度持っていないと、家を建てちゃいかんよ・・ってことでもありますな。

　さて、お昼に一段落できたので、午後から高千穂に向かいました。

お天気もいいので、ドライブ日和です。

地元高千穂の大工さんからの依頼で、図面作成と申請業務のお手伝いをした現場です。

なかなかこまめに現場に行くことはできませんが、要所要所をちゃんと確認しておかなければ・・・・。

　数日前から、左官屋さんとは何度もお電話で打合せしていたので、すでに外壁塗壁の施工にかかっていたことは知っていました。

前回の現場の外壁塗壁でもお世話になった業者さんなので、施工方法やその工程の様子は、前回じっくり拝見させていただいており、安心してお任せしていました。

で、現場に行った時には、すでに下地塗りまで終わっていて、左官屋さんはいらっしゃいませんでした。

　継ぎ目のない左官仕上げの壁は美しいですね。

このモルタルの素の色のままも、素朴な感じでとても好きです。

　アルミサッシ回りや軒天回りのコーキング、塗装を先に済ませてから、再度、左官屋さんが現場入りします。施主さんが選ばれた薄い黄色の仕上げ塗をします。

仕上げまで、年内に終わらせる・・という工程だそうですので、年末にまた見に来たいです。

　それにしても空が青くてきれい。澄んだ空気がピンと冷たい高千穂でした。