秋の旅21

　前回の投稿から少し間が空いてしまいましたが、旅の記録、ラストスパートです。

　11月25日、旅の２日目。

午前中で高尾山から下山出来まして、次なる目的地は、東京競馬場です。

高尾山口から京王線で府中駅下車。

もう一つ先まで行って乗り換えると、京王競馬場線という競馬場の為の路線が分岐していて、府中競馬正門前という競馬場の為だけの駅があるのですが、帰りはそこを利用するので、あえて違うルートからアクセス。

　駅から歩いて向かう途中で、食料を調達。競馬場で場所を確保してから食べようということにしました。

もう、とにかく足が半端なく痛くて、息子は早く行きたくて仕方無かったのでしょうけど、ゆっくりしか歩けません。

そして、場内についたら、ものすごい人でした。

この日は、秋のG1レース　ジャパンカップの開催日。

国際レースということもあるし、連休ということもあるし、報道の発表では10万人ぐらい来ていた・・と。

　まずはその広さに驚きました。芝の緑の美しさ。そして、空の広さも清々しいです。

観客席スタンド（一般人用）の最上部のバーのところに場所を取ることが出来、直射日光に当たることも無く、前に人の頭も無く、本当に快適に観戦することができました。

何てついてるんだ・・と息子も、朝から来なかったから、もういい場所はないだろう・・とあきらめモードで来たのに、最高の場所で見ることが出来てラッキーでした。

　競馬は、昔からTV中継で見るのは大好きで、G1レースはほとんど見ています。

でもいわゆるはまっているわけではないので、馬の名前とか勝率とか・・そんな競馬好きがうんちく語るような知識は持っていませんけどね。

TVで見るパドックの位置とか、馬が馬場に入ってくるときの地下道の位置関係とか、ああーそうなってるんだ・・・と興味深かったです。

馬券の賭け方もちょっとだけ教えてもらって、奥の深さも知りました。

　ま、この日は馬券を買うことよりも、とにかく生で馬が走るところを見られる・・という興奮。

100円だけ賭けましたけどね・・・(笑)

ちょうど席を取った頃、この日の第5レースが終わったところでした。その後、京都競馬場の様子がモニターで映され、東京と京都のレースが交互に進行されました。

　さて、いよいよG1　ジャパンカップ。

一番人気のアーモンドアイは、誰よりも先に馬場に入ってきました。他の馬に刺激されないように・・との騎手ル・メールの作戦だったそうですが、もう会場のボルテージはすごいことに・・。10万人の人が一つを向いて盛り上がる場面って、あんまりないですよね。

きっと、競馬にのめり込む人は、この独特な、場の空気にやられるんじゃないでしょうか？

　競馬の結果とか、レースの模様はさておき・・・。

世界記録を更新するハイペースの走りは、会場にも私の心にも余韻を残しました。

ホントに面白かった。賭け事をする・・というよりも、一つのスポーツ観戦として本当に楽しめるなあ。また来たいなあ。

　レース後、駅が混雑するため、時間差の退場を勧めていましたので、しばらく観客席に座っていると、今日もサンセットショーを見ることが出来まして・・・。

２日連チャンの夕焼けに染まる富士山。

ああ、この２日間で、こんなにも富士山を拝むことが出来るなんて・・・・。