秋の旅⑯

　旅の２日目です。

　朝6時起床。

この日も欲張りな予定です。

午前中、高尾山に上って、午後は東京競馬場へ。

　初日、張り切って鎌倉から江ノ島まで歩いてしまったので、夜、左ひざが猛烈に痛くなりました。江ノ島からの帰りは、激痛に耐えながらなんとか帰宅出来た・・って感じ。そんな足で２日目は、軽い登山です。ちゃんと歩けるかな？と心配しましたが、まあ、何とか歩けるみたい・・・？？。

　高尾山は都心に近いこともあり、昔から信仰の山として、年間多くの人が登山をしている山だそうです。

何度もTVで見たことがありましたが、息子の住んでいるところから近いし、紅葉がきれいな季節だし、この機会に行きたいと思って予定しました。

さすがにこのシーズンは、年間でも一番登山客が多いらしく、朝８時からのケーブルカーに乗らないと、その後は延々と待つことになる・・と予習しておりました。

　高尾山口の駅までは、息子の住んでるところからは、いろんな行き方ができまして、それぞれに時間が短い・・とか安い・・とか乗り換えが便利・・とかメリットデメリットがあるのですが、今回は乗り換えであまり歩かなくてもいいし速い・・ということで、息子が決めたコースで行くことにしました。

　南大沢駅前から路線バスで八王子駅南口行きに乗ります。北野駅南口で下車し、京王高尾線で高尾山口まで。

路線バスは電車や高速バスと違って、人々が暮らす普段の道を走るので、知らない土地で路線バスに乗るのは、結構楽しいものです。

南大沢のバス停は始発になるので、座って行けるのも息子の配慮だったのかな。

　さて、京王高尾線に乗り込むと、もう絶対高尾山登るやろ・・という恰好の人がたくさん乗っています。まだ7時過ぎなのにね(笑)

高尾山口到着。みんな小走りで、ケーブルカー乗場に向かっています。

　高尾山の山頂に登るには、いくつものコースがあって、ケーブルカーを使わなくても歩いて登る人もたくさんいます。高尾山からその奥の方の山まで縦走する人も大勢います。かなりの重装備の登山の恰好の人から、ハイキングのような軽装の人もいるわけです。

私と息子は、完全にその軽装の部類に入りまして、というか、逆にそんな靴で登るか？？登山なめんなよ的な人だったと思います。

　8時から始まるケーブルカーは、あまりの人の多さで、８時になる前に動き始めました。で、その始発のケーブルカーには乗れませんで、次発に乗ることになりました。

駅前の広場周辺の紅葉は、きれいに色づいていましたぞ。