背中を見ている…と思う

　昨晩、仕事を終えて晩御飯にありついたのが23時前だったので、そのままサッカーワールドカップの日本VSポーランド戦を見ました。

前半、フレッシュなメンバーでいつもよりも攻撃的なプレーに好感を持って見ていたのですが、後半の試合終了間際のあれは何？？

　それも戦略・・とか、ブーイング覚悟で・・・とか、肯定的なお考えの日本人もたくさんいらっしゃることでしょうから、声高に言うつもりもないのですが、あれは好かん。アディショナルタイム中に、セネガルがここで点をとればいいのに・・・とか、レフリーがやる気のない試合ぶりにイエローカードを出せばいいのに・・・とまで思ってしまった。

　仮に、全力で戦って、結果、決勝トーナメント出場を逃したとしても、それは悔いのない正々堂々とした戦いであれば、見ている方も清々しいし、よく頑張った！！とたたえる気持ちにもなれるでしょう。

でも、この先、仮に決勝トーナメントで勝ち進んだとしても、棚ボタでもらった道だよねぇ・・と素直に応援したくない気分になってしまうのは、私があまのじゃくだからかもしれません。

　結果がすべて・・と言って、どんな手段を使ってもいい・・という姿勢を、日本中の憧れであるスターたちが、子供たちに見せたことは残念です。

これが今の日本の社会の姿をそのまま映し出しているような気がする・・・のも考えすぎでしょうかね？

　現在進行形の情報が世界中どこにいても瞬時にわかってしまう時代、自分がどうしたいのか・・という主体性よりも、相手の出方に合わせて自分がおいて行かれないように空気に合わせてコロコロと態度を変えて上手く生きて行っているような気分になってしまっていないだろうか？？と自問自答してみる夜でした。

なので、あえて投稿。