単発的仕事

　今日も単発仕事のやっつけに追われています。

　私の仕事には、３種類のカテゴリがあります。

Ａは、施主さんから設計監理を直接依頼される仕事です。

敷地調査から、プラン作成、使用材料や工法を決めたり、インテリア計画まで行います。そして、実施設計、確認申請、工事金額の調整から工事監理まで、一連の流れにずーっと携わる仕事です。１年以上関わることがほとんどです。

Ｂは、工務店さんや大工さんからの依頼で、主に確認申請業務です。

施主さんと直接お会いすることも無く、あらかじめ決められているプランを基に実施設計をする場合もあれば、確認申請・完了検査の申請代行だけの場合もあります。

これがいわゆる「単発仕事」と呼んでいる仕事です。

Ａの仕事に比べて、携わる期間が短く、求められている業務範囲が狭いため、ここまでやれば終わり・・という区切りも見えやすい仕事です。

Ｃは、検査業務。

住宅瑕疵保険の保証会社さんが発注する検査業務を、それを引き受けている検査会社から委託を受けて、現場検査を実施するものです。

検査会社にあらかじめ登録している検査員でなければ検査をすることが出来ないため、それなりの研修もありますし、検査の日程は突然決まりますし、これが一番の単発しごとでしょうな。

長期スパンのＡの合間合間に、ＢやＣが突如入り込みます。

もちろん、スケジュール的にお引き受けできない場合も有りますので、お断りせざるを得ない場合もあります。

しかし、昨今、専業設計事務所の数が減っているのか、絶対的仕事量が増えているのかわかりませんが、断っても断っても回ってくることが増えたような気がします。

Ｃの場合は一日で終わるし、Ｂの場合も長くて２～３週間もあれば終わるケースが多いため、気持的にはＢＣが発生した場合は先に終わらせるようにして、じっくりとＡに取り組みたい・・というところです。なので、Ａの施主さんをお待たせするケースも増えてきました。というか、本当にダラダラと申し訳ない限りです。

５月でひとつＡの仕事が終わり、６月に入って次の現場が着工したこともあり、タイミング的には今がＢをやってしまう時期なのでしょう。

現在Ｂ仕事は２件ありまして、そのうちの１件は、なかなか一筋縄ではいかない気配を醸し出してきた感じ。

悩みこんでいる暇はないので、行政と事前協議が出来る材料がそろうまで、今日はもう１件のＢ仕事をやっつけています。

これまた、大工さんからのご依頼で、牛舎の図面を書いています。

しばらく放置していたので、気にはなっていましたが、急に明日、大工さんが図面を取りに来ることになりまして、アタフタしているわけです。

少しキリがいいところに来たので、一旦食事と風呂を済ませて、夜鍋することにします。

夜になって雨足が強まって来ました。バタバタと雨の音が大きく聞こえます。

アトリエから自宅スペースに戻るためには、一旦外に出なければなりません。なんとなく面倒くさい気もしますが、気分転換してきます。

と言った矢先、本当にヤバい大雨になってきたぞ。バケツをひっくり返したような降り方・・・、という訳でblog中。