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昨日の記録。
朝8時に「吉野町の家」。 外構工事の打合せ。 玄関前に木製のテラスを付けます。 プレカットではなく、大工さんが手刻みした材料を搬入しました。 小1時間ほど、作業を見守り、次の工程の段取り。 アスファルト舗装を施主さんがお願いしている業者さんに、この日以降なら工事にかかっても大丈夫です・・という日をお知らせしました。ただ、梅雨時なので、なかなか予定通りには行かないことは、お互い承知の上です。事前にご連絡をいただくことにしました。 「古城町の家」。 基礎工事の床掘が済んだ状態で、おそらく雨にやられた様子と想像します。 高基礎なので、鉄筋工事も普段より時間がかかりそうです。数日間続けてお天気がいい日があるといいのですが・・・。 今日は、現場にどなたもいらっしゃらなかったので、写真を撮って退散。 一旦アトリエに戻りました。 午後一番で、高千穂の現場で大工さんと待ち合わせしています。 高千穂のお仕事は、大工さんから依頼のあった確認申請業務です。 高千穂在住の設計事務所に依頼すればいいのに・・・と、当初お話ししたのですが、高千穂には専業で設計事務所をされている人がいないらしい。 いろんなご縁で、私の元に回ってきたお仕事です。 施主さんがご自身で間取りを作成されていらっしゃったので、それをそのまま確認申請用に図面化して手続きをすればいい・・・という単純な仕事と思いきや、隣地の土手が「がけ条例」にかかるかどうか・・とか、擁壁を設けるか・・とか、少し煩雑な事項があることが分かりました。 敷地の境界確定の測量に約3か月ほどかかり、ようやく図面作成始めたわけですが、変形敷地でしかも道路から高低差があり、車の乗り入れスペースを考慮した際、どのように配置するかによって、施主さんの作った間取りが納まるか無理が生じるか・・・という点も心配でした。とにかく早い段階で、一度、敷地に縄を張って、配置を確認することが必要だと思い、大工さんに協力いただいて、縄張りをいたしました。 午後1時に待ち合わせしていたのですが、ちょうどその日は隣地の所有者とその周辺関係者の境界立ち合いの日だったらしく、敷地には関係者の車がずらーっと駐車され、そんな事情を知らずに時間通りに集まったのですが、結局作業が始められたのは、午後2時半ぐらいから・・・。 施主さん作成のプランは、玄関廻りも無事に敷地にはまりそう・・・ということが分かりました。が、裏側の土手との境界は、思いのほか土手側に入り込んでおり、擁壁工事はざっといかないでしょうな。 かと言って、建物と境界をもっと離すことにすると、玄関廻りが車の乗り入れ斜路とかち合ってしまいます。 敷地の境界を確定し、敷地をどのように活かしてプランするか・・方針を決めてから間取りや設計に取り掛からないと、先に間取りありきの仕事は、結局後戻りが多くなることもあるのです。 すでに確認申請に提出すべき図面の9割は出来てしまっているので、できれば変更したくない‥と言うのが本音。 でなければ、ただの確認申請業務の仕事ではなくなってしまうわけで、スケジュールや設計料やいろんなことを調整してお引き受けした仕事が、予定とは違うことになってしまえば、元々設計を引き受けていた別の仕事にも支障が出てくるわけです。 えーと、今後の進め方をちょっと頭を冷やして考えてみます。 さて、高千穂からの帰り、再度「吉野町の家」へ。 既に大工さんたちは仕事が終わって帰ってしまった後でした。 木部の工事は無事に終わり、後日、屋根にポリカーボネート板を載せる作業が残っています。 手刻みで準備した柱、梁、垂木が、無事に組み上げられて良かった・・・。基礎石も地面にある程度根入れしてあり、最終的に柱脚部分はアスファルトに埋められます。 あちこち走り回った1日でしたが、お天気に恵まれて、程よく体も動かし、夜は早く休みました。
by aiarchi555
| 2018-06-13 18:44
| 仕事人
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