お引渡し

　昨日、「吉野町の家」のお引渡し完了。

午前中、融資の手続きを済ませていただき、午後から取り扱い説明。その後、建設会社さんから施主さんに鍵をお渡し頂いて、名残惜しみつつ帰ってきました。

　初めてご相談を頂いた時は、別件で大きな仕事を抱えていたので、打合せを始めるタイミングも待っていただいたり、農地法の色々な手続きもあり、施主さんのお仕事もお忙しくなったり、地盤改良が発生したり・・・・と、何だかんだで丸２年ぐらいかかった家づくりでした。

当初の予定よりもスケジュールが遅れたこと、本当に申し訳なく思います。焦らずじっくりと気長に取り組んでくださった施主さんに感謝いたします。

　住宅は、施主さんのご要望が色濃く反映される建築です。そして敷地の条件もそれぞれに違っており、１軒１軒がチャレンジです。

今回は、床にしても外壁にしてもタイルにしても、手間のかかる材料をそれぞれの職人さん方が時間をかけて張ってくださいました。

「手間」＝人の手仕事の跡には、美しさが感じられます。そんなことを思った現場でした。

　

　外構工事が残っていますので、お天気を見図りながら、もうしばらくはお邪魔することになります。

外観の写真は、外構工事が終わってから撮影することにしましょう。