お引越し その①

　息子の新しい住処となるアパートの契約も無事に済みました。

残り半月の春休みの予定をいろいろと勘案した結果、荷物などをアパートに運び入れて生活できるようにするまでの引越しを早めに済ませて、一旦延岡に戻り、３月３０日に旅立つ・・・ということになりました。

　入学手続きを慌ただしく完了させ、16日にアパートの鍵をもらえるよう不動産屋さんに事前に連絡しておきました。

16日から18日の３日間、引越し、買い物などの手伝いに、息子と一緒に東京に行って参りました。17日は大学生協の説明会もあり、それにも予定を併せた行程です。

　3日間のてんやわんやの記録です。

後年、読み返すこともあるかと思うので、そんなこともあったなぁと笑い話になりますように・・・・。

　3月16日金曜日。

午後1：30に、多摩センターのレンタカー屋さんに予約を入れてあるので、朝早い便の飛行機に乗ります。

いつものように、自宅から車で門川駅まで行き、駐車場無料の門川駅に駐車して、JRで宮崎空港まで。

飛行機の到着が少し予定より遅れたこともあり、その後の予定にちょとずつ遅れが出ました。

不動産屋さんの事務所は、上野にあります。

八王子に住むのに、何で上野の不動産屋さんなのか・・・は、これまた話せば長くなるので、またの機会に・・・。

羽田空港から上野に立ち寄り、新宿から京王相模原線で南大沢へ・・・というルートは、本当に面倒くさいし時間のロスが大きいのですが、仕方ない。

上野でぱらぱらと小雨が降り始め、大きなスーツケースをゴロゴロ引きずりながら、不動産屋さんが入居するビルまで歩くこと10分。

この時期、大学の新入生の部屋探しで大忙しのご様子、スタッフは何十人もいる不動産屋さんなのに、入口で完全無視される田舎者の二人。この時間に鍵をもらいに行くことは、事前に契約事務を担当してくださった方にお電話でお知らせしていたので、その方のお名前を告げたのに、新しく部屋探しに来た客と間違われて、椅子に座って待たされること数分、違う担当者が現れて少し迷惑そうな態度で「お部屋のご希望を記入してください」とヒアリングシートを持って来た。いやいや違う、鍵を・・・・と伝えて、初めて話が通じたらしい(笑)。

鍵は無事に貰うことが出来たのですが、事前に２通記入して郵送しておいた契約書のうち１通を返してくれるはずが、準備されていませんでした。

時期が時期だけに、忙しいことは百も承知です。しかし、なんと言うか、都会の洗礼を受けた・・というか、事務的で冷たい対応に少し気持ちが下がる感じ。

さて、上野から新宿まで移動するのですが、大きなスーツケースとギターを肩に担いだ息子も、地下鉄を乗り継ぐより山手線１本で行きたい・・と。山手線をほぼ半周、新宿についた頃にはすでにお昼を過ぎていました。

新宿から南大沢まで準特急で45分ぐらいかかります。

入居する際、ガスの開栓と保安点検などのために、業者さんに来て頂かないといけない・・ということだったので、事前に時間を約束していたのですが、これもまた遅れそう。電話するのを嫌がる息子に、大人としてのマナーだ・・と説教し、遅れる旨、ガス屋さんに電話をさせました。

電車が南大沢に到着して、ガス屋さんを待たせないよう、息子だけ先にアパートへ。

南大沢は雨も降っておらず、ラッキーでした。

私はスーツケースを転がしながら、お昼ご飯と、すぐにトイレが使えるようトイレットペーパーを駅前にコンビニで買ったりして、後からアパートへ向かいました。

アパートの前の赤信号を待っていると、息子はすでに部屋に入り、南側に面する窓を開けていました。

遅れて部屋に到着して、目にしたものは・・・・。

その②に続く