基礎配筋検査

　ここのところ、朝の最低気温が氷点下になる日が続いております。

単発的に冷え込む日が数日あることはあっても、こんなに寒さが長く続き日々は、延岡に住み始めて初めてのことのような気がします。

　そんな寒さの中、現場で仕事をされている職人さん方、本当にご苦労様です。

検査の間のほんの数十分、現場の寒風にさらされただけで、気持ちが萎えてしまう私でした。申し訳ない・・・・。

　延岡の冬には、高千穂下ろしと言われる寒風が、西から太平洋に向かって五ヶ瀬川に吹き下りてきます。「吉野町の家」の現場は、その五ヶ瀬川沿いの高台にあるので、風の強さは街中よりも数倍強く感じます。

　基礎配筋検査は昨日の午後、無事に終わりました。

いろんなことがあって、着工が予定よりも遅くなりましたので、現場を着々と進めていきたいところです。

　建設工事に携わる職人さん方の高齢化によるリタイヤ、若い職人の数不足などがあるのでしょうか。職人さんの確保が難しくなっている昨今です。あちこちの現場を掛け持ちして、時間調整が難しく、そして疲労が溜まっている建設業界。

　それは設計事務所も同じです。いわゆる確認申請代行業務は、担い手が減っているのか、誰もやりたがらないのか・・・。忙しいからとお断りするも、回り回って何度も依頼があると、引き受けざる得なくなります。

実施設計の途中に、このような単発の仕事を割り込ませながら、何とかこなしている状況ですが、お施主様からなかなか実施設計が終わらない心配のお声も聞かれるようになってきました。申し訳ありません。

　今月は息子の入試、来月は卒業式やら入学手続きやら、引っ越しやら、確定申告やらで、ますます仕事に集中できなくなる予定。

ああ、胃が痛くなる日々です。

すみません、愚痴でした。