野良猫さんの運命

　わざわざブログに書くことでもないとは思いつつ、せめて命日だけでも記録しておきたいと思って、あえて書きましょう。

　12月10日の午前10時前、仕事の待ち合わせ時間を気にしながら、車で出かけるところでした。

住んでいる団地のメイン道路の脇の歩道に、１匹の猫が横たわっており、カラスが目をつついていました。

遺体はすでに冷たくなっていて、死後硬直していたので、きっとその日の朝ではなく、夜か夜中に、車にはねられたのではないかと思います。

見た目は外傷もなかったのですが、口から血を吐いて、目玉がなくなっていました。

　時間が気になりましたが、車を停め、トランクに積んでいた大きな布で遺体をくるみ、自宅に連れて帰りました。

とにかく、仕事に行かなければ・・・と、臭いがしないようにビニール袋に入れて倉庫に入れて出かけました。

そして、帰宅は夜遅くなり、その日はそのまま放置。翌日は朝６時前から出かけなければならず、またまた放置。

ようやく翌日の月曜日の夕方、庭に穴を掘って埋葬することができました。

　まだ若いと思われるオス猫でした。

掘った穴を、うちの庭に集う猫たちが掘り返さないように、コンクリートブロックを置いて、墓石にしています。

猫が集う庭で、安らかに眠ってくださいね。