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旅の3日目、この日のメインイベントです。
時間はたっぷりありますよ!!
「東京国立近代美術館」 企画展 「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」 おお、私の生まれた日です!!ということは、この美術館は私とタメですな。 石橋正二郎という人は、現在のブリヂストンタイヤの創業者だそうです。相当な金持ちだったのでしょうね。寄贈するなんて・・・・。 この本館の設計は谷口吉郎。その後、坂倉建築研究所が改装設計をしたそうです。エントランスのポーチ床のタイルは、前川國男っぽいですが・・・。 さて、皇居を出てここにたどり着くまでに、実は間違って北の丸公園の方に入っていこうとして、坂を上がったり下ったりしたのです。汗だくで息も切れていたのですが、館内に入るとすぐに入場受付の係員が立っていて、前日頂いた招待券を出すと、会場はこちらです!!と促されて、休憩する暇もなく展覧会場に入ってしまいました。水分補給ぐらいしてから入れば良かった・・・途中、目眩がしましたよ。 この展覧会は、展示の仕方が面白くて、年代や時系列で作品を展示するものではありませんでした。 13のテーマを設け、それぞれのブースがつくられています。 1. 日本的なるもの 2. プロトタイプと大量生産 3. 土のようなコンクリート 4. 住宅は芸術である 5. 閉鎖から開放へ 6. 遊戯性 7. 新しい土着:暮らしのエコロジー 8. 家族を批評する 9. 脱市場経済 10. さまざまな軽さ 11. 感覚的な空間 12. 町屋:まちをつくる家 13. すきまの再構築 会場には、図面や写真だけでなく、原寸大模型(実際に中に入れる)や動画の再生もありました。 展示されている住宅は、ほとんど住宅雑誌とか建築雑誌などで見たことがあるものだったので、目新しいものはありませんでしたが、逆に、だからこそ、どのテーマとして分類されているのか・・という視点で見ることが出来て、面白かったです。 中でも、興味深かったのは動画でした。 ・篠原一男「上原通りの住宅」の施主の話 設計段階の打合せ、子供が小さいころ斜めの柱を滑り台みたいにしていた、一番気にっている場所は??などなど。 ・乾久美子「ハウスM」の施主の話 建築家を探して乾さんに決めた経緯、設計時の打合せのこと、住み手がどれだけその建築(家)のことを理解して覚悟して住むか、街路樹のこと などなど。 ・アトリエ・ワン「ハウス&アトリエ・ワン」のある一日 アトリエ・ワンの塚本・貝島夫妻の自邸兼事務所での、ある日常の一日を撮影したもの。 インタビューとかは一切なくて、自宅と事務所を境なく行ったり来たりする塚本さんや所員さんの一日を撮った動画。 セルフビルドでRC住宅を造っている動画。いや、そんな簡単な説明じゃ説明が出来ないくらいヤバい。 展示を一通り見て回ったら3時間ぐらい経っていました。 これがこの日のメインイベントだったので、想定内ではありましたが、もうお腹いっぱいです。 だから「住宅って何???」 まったく解が見つかりません。だから「住宅」は面白いし、苦しいし、底なしなのでしょうか? さて、退散です。 しかしお腹すいたなあ(本当の腹が・・・)。 歩き疲れたし・・・・。帰りは素直に地下鉄に乗ります。地下鉄東西線の竹橋駅から一駅乗って山手線に乗り換えます。 その⑭につづく。
by aiarchi555
| 2017-08-03 14:33
| 旅人
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