広島 その①

　今回、宮崎県インテリアコーディネーター協会の方々に同行して、広島に旅する機会を頂きました。

IC（インテリアコーディネーター）協会のセミナー＆交流会が７月５日６日の２日間、広島で開催されたのですが、そのメンバーのO姉さまが、私が広島に行きたがっているのではないか・・？と鋭いお察しでお誘い下さったのです。感謝感謝！！

　広島に行きたがっていた理由は、広島市現代美術館で5/16～7/9の期間で開催されている「村野藤吾の建築　世界平和記念聖堂を起点に」の拝観と、その世界平和記念聖堂を見たい・・ということでした。

　広島なんて、日帰りでも行けるわ・・と思っていながら、ずるずると日が経ち、気が付けばもう期間が終わろうとしています。

県外への旅は、いろいろと条件が揃わないとかなわないのですが、今回は息子がちょうど期末テスト期間中だったことが幸いしました。弁当要らない、猫の世話を頼める・・・・。

　いざ、５日の朝6時に出発。

Kさん運転で、小倉まで車。東九州自動車道の全線開通で、集合場所からほど近いIC（インターチェンジ）から小倉駅までずーっと高速道路。小倉から広島までは新幹線。お昼には広島に到着しました。早速、お好み焼きランチ。

　午後、私はICの方々と別れて別行動。

チェックイン前のホテルに荷物だけを預けて、平和大通りを西へ歩きました。この平和大通りの歴史や概要はリンクしたWikipediaをご覧いただくことにして、もうこの道路ひとつとっても、いや、この道路こそが・・・と言った方がいいのかな、広島が今日までに復興を成し遂げた象徴たる道なのだな。

とにかくこの平和大通りだけでなく、広島の街全体が緑の多い美しい街だなぁという印象。焼野原からの街づくりには、供木運動などの苦労の歴史があり、原爆が投下された後70年間は草木も生えないだろう・・・と言われた街が、今、どの街よりも美しく見えることに感銘を覚えました。

　平和大橋。

平和大通りを進むと、元安川と本川に挟まれた中洲に広島平和記念公園・資料館があります。

その川にかかる橋は「平和大橋」「西平和大橋」と名づけられ、橋の欄干のデザインはイサム・ノグチによるものです。丹下健三が推薦したそうです。

もうこの時点で、汗だくフラフラ・・・。熱中症にならないように、水分補給をします。

目の前に平和記念公園があるのですが、その前に、平和大通りを挟んだ南側の「平和の門」で一休み。

　平和大通りを挟んだ向かい側に、丹下健三の平和記念資料館が見えます。さあ、信号を渡って、向かいます。　その②へつづく。