最後の高校総体

　息子の最後の高校総体が終わりました。

　今年は開会式の日に、試合の予定がなかったので、高校生活最後の年に、開会式にも参加することが出来ました。

自分の高校時代は陸上部だったので、総体の開会式は毎年出ているか、見ているか・・していたのですが、息子にとっては初めてのこと。

　毎日が高校総体でもいい・・・ぐらいに、本当に大好きな大会だったし、普通の大会とは違う特別な思いがあったし、特に３年生の高校総体は、これが最後の大会なので、全てをこの大会に捧げるぐらい、生活のすべてが部活のためにある・・というような日々でした。

参加する一人一人の、そんな思いが集まった開会式はとても素晴らしく、自分も一緒に参加したいぐらいの感動でした。その感動を、今年息子も味わったでしょうか？

　息子の学校の騎手を、ラグビー部の主将が務めました。思い出に残る大役をもらって本当にうらやましい限りです。ラグビー部の父兄で応援に行ってきました。

　さて、試合は翌28日。

総体は15人制の試合しかないので、人数の揃わない学校は合同チームを組んで参加しますが、それでも参加総チーム数は15チーム。１回勝てばベスト８というわけ。

今年も延岡・富島の２校で「県北合同」として参加しました。1回戦の相手は「宮崎合同（宮崎西・宮崎南・本庄・高鍋農業）」。

新人戦は10人制で出場したので、１年生が入った新チームでの試合は初めて。

宮崎合同とは、各試合でいつも当たる因縁の対決です。この日も、力の均衡した接戦になりました。100キロ級の選手３人を擁する相手チームに果敢にタックルに突進した守りは素晴らしかった！！

　後半、息子は足がつって途中からグラウンドの外に出されました。その後、チームは２トライ２ゴールを決めて、あと５点差まで追い上げたところでノーサイド。試合にフル出場できなかったことと、自分が外に出てからチームの動きが良くなったことが、とっても悔しかったのでしょう、試合後は悔し泣き。

これが最後の試合なら悔しすぎますが、10月下旬の花園予選まで部活を続ける宣言をしました。

高校３年生、受験勉強とラグビーの両立は、果たしてどんな結果になるやら・・・？？