甘い香りは危険な罠

　夕方、庭でいい香りがするのに気づきました。

ああ、今年もやっと沈丁花が咲いたかな？と思って見に行くと、まだ硬い蕾。ははーん、蕾の時から香りを発散して気を引こうということか？と蕾に鼻を近づけましたが、さすがにまだ匂いません。

　またまた香りのする方に戻って来ると、なんだ正体はこれだったのか。

ヒイラギナンテンの黄色い花でした。

もう十何年も住んでいるのに、この花がこんなにいい香りを発することに気づいていなかったなんて。それとも忘れていたか（認知症）？

　とにもかくにも、とってもいい香りです。

冬に咲く花は、香りのアピール力が強いですね。

　黄色くて房になっていてとてもかわいい花です。葉っぱはヒイラギのようにトゲトゲしていますが、全く別の科の樹木です。

　食事が済んだチューコはここで毛づくろいをしていましたが、何やら視線の先に動く影。

　またお前か？！しばらくして、またも追いかけっこが始まりました。
　少し暖かくなってきて、猫たちもきっと嬉しいのでしょうな。