椿の花は危険な罠

　春が次第に近づいてきていることを感じる暖かな朝です。

　椿の花の蜜を狙ってか、メジロやシジュウカラが庭の木の枝枝をチョンチョンと飛び回っています。野生の本能が掻き立てられたサイゴーが木の根元でじーっと鳥を狙っています。庭に時々鳥の羽が散らばっているので、仕留めたこともあるのでしょう。味を占めたのか、今日も真剣です。

　椿の木の下に移動しました。

脅かさないように遠くから望遠で・・・。私：あらら、鳥が逃げてしまいました。ごめんなさい、邪魔して・・・。サイゴー：いいえ、私、狩りなんて野蛮なことはしてませんのよ。

サイゴー：なんちゃって・・・、やっぱ気になる。ミケ：母ちゃんの狩りを邪魔するな。ミケ：母ちゃん、応援に来たよ。あれ？母ちゃんいない。サイゴー：こっちやが、場所を変えたんだよ。人間が邪魔するからね。
そして、最近、もう１匹、新顔が増えました。顔や足が汚れ、全身の毛もボッサボサで、弱り切って自分の毛づくろいもできないような？白黒ちゃん。サイゴー親子が狩りをしている間に、ちゃっかり餌場にお邪魔しています。
オスかメスかもわかりません。でも、行動パターンと体格的にたぶんメス？優しい白達は、一緒に餌を食べることを受け入れてくれています。
次は、この子をなんとか捕獲器で捕まえて、不妊手術を施したい・・・。ミケもチーコもこの春までに何とかしたい・・・。
どこからか、チューコが庭に帰ってきました。モミジの木の下で、ミケと取っ組み合いが始まりました。最近は、母猫のサイゴーが全然かまってくれないので、サイゴーの姉のチューコがもっぱらミケの遊び相手になってくれています。脅かさないように、アトリエの中から窓ガラス越しに撮りました。
今日も平和な庭猫たちです。