廃品を

　爽やかな日曜日になりました。
日中の気温はまだ30度を超えたりしますが、乾いた風がとても心地よく、すっかり秋の空気ですね。
近くの中学校では、運動会が行われているようで、放送や歓声が風に乗って、アトリエまで響いてきます。
今日も、息子はラグビーの試合ですが、私は、佳境に入った実施設計をまとめ上げるために、アトリエにこもっています。応援に行きたかった・・・。
あまりにも気持ちのいいお昼なので、少しサボってブログでも・・・。


　すでに時効になったかな・・・と、写真をＵＰしても大丈夫かな？



８月の初め、息子の通う高校では、校舎の一部や外構の改修工事が始まりました。工事事務所の脇には、産廃に出す様々なガラクタ品が置かれていました。
たまたまその日は息子を車で学校に送って来たのですが、その捨てられるゴミの中で、オーラを発していたこの棚。

　恥ずかしさを捨て、まっしぐらに事務室に向かい、捨てられている棚をもらって帰ってもいいかどうかと尋ねました。事務員さんが一緒にゴミ置き場についてきて、どれですか？？と。おそらく、ゴミを持って帰る収集癖のある変わったおばさん・・と思ったに違いない少し冷めた顔で、どうぞ・・・と。

　ちょうど車もカングーに乗り換えて間もない頃。こんな日が来るなんて、使えるじゃん、カングー！！と意気揚々と運び込み、持って帰ってきた棚です。

　図書館で使われていたのでしょうか？図書カードを整理する棚だったようです。分野ごとに名札が付けられ、引き出しの中には、カードの枚数によってスライドできる仕切り板がついている手の凝りよう。



　何に使うかは、まだ見当もついていませんが、とにかく捨てられてしまう前に保護しておかねば・・・という危機感から、衝動的に持って帰ってきたのでした。

　しかし、重たかった・・・、よく一人で運べたもんだ・・・と、いざという時の馬鹿力に驚く・・・。

　ゴミ収集癖が本格化しないようにしなければ・・・・。
気が付いたら、ごみ屋敷になりかねません。


　しばらくは、使っていない和室に、使っていないガラクタを並べておきます。