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今朝はずいぶん涼しい朝でした。
庭の猫たちは、朝方冷え込んだためか、縁側の隅に置いた段ボールに入って寝ていた様子。 昼前、気持ちよさそうに昼寝していたので、久しぶりに望遠レンズを付けてみました。そーっと、起こさないように・・・・。 三毛の仔猫は、今年の梅雨に生まれたばかりです。 今年たくさん生まれた仔猫は、できる限り自力で歩き回る前に保護して、心ある里親さんたちにもらわれていきましたが、この三毛の母猫は、とても子育てが上手だったのか、三毛が自力で歩き回れるようになるまで、人間の前には連れて来ませんでした。それでもなんとか1匹は保護できたのですが、この子はとうとう保護できずに、そのまま親猫やその姉妹猫たちと一緒に庭に住み着きました。 保護できなかった仔猫の数匹は、カラスに持っていかれたり、道路で死んでいたり・・・。梅雨時期、ただでさえ心が憂鬱になる時期に、日々、仔猫の心配をしたり、仔猫の不幸に心を痛めたり、一日中、親猫が仔猫を探し回る鳴き声に、心が折れそうになったりしていました。 ようやく、それぞれの猫たちの平穏と安らぎが取り戻され、この幸せな光景を日々庭で見ることができることは、私の日々の幸せです。 ちなみに、隣の白猫は三毛の母猫ではありません。母猫の姉猫です。一家みんなが、この1匹の仔猫を、まるで我が子のように、本当にかわいがって守って育てています。自分が生んだ仔猫たちが死んでしまったり、人間に取り上げられたりしたので、もてあます母性をこの仔猫に注いでいるのでしょうか? それでも三毛は、真っ白の4匹の成猫の中から、自分の母猫だけはちゃんとわかっているようです。 成猫は、根っからの「のら」のため、今でも、人間には指一本触れせてくれません。仔猫を保護した後、動物愛護団体からお借りした捕獲器で、1匹ずつ捕獲しては避妊手術に連れて行きました。この白猫も避妊済みです。避妊したしるしに、右の耳の先をカットしてもらっています。 最初は人間の姿を見ると、すぐに逃げて隠れていた三毛ですが、最近は親猫たちを見習ってか、ある程度の距離までは近づいても逃げなくなりました。 猫の子育ては本当に愛情深く、母猫が仔猫を守ろうとする姿は涙ものです。たくさんいた仔猫たちも今ではこの1匹になってしまい、ちょっと姿が見えないと、母猫独特の仔猫を呼ぶ鳴き声を発して探し回ります。そして母猫と仔猫が会えた時の、短く喉を鳴らしながら鳴く声が聞こえると、私もほーっと安心するのでした。 この夏はとても暑かったですね。 手入れを怠りジャングル化した雑草の繁みもあり、適度に木陰もあり、アスファルトの熱気もない我が家の庭と縁側が、猫たちにはとても居心地が良かったのでしょうか、ずーっと庭にいてくれています。 オリーブの木に登っていたり、もみじの木にとまっているセミを捕まえたり、庭の中でも結構遊び場には事欠かない様子。 ご近所にご迷惑をかけず、これ以上数を増やさず、安全に穏やかに生きてくれるといいなあと思います。本格的な冬が来る前に、この三毛も捕獲して避妊する予定です。
by aiarchi555
| 2016-08-29 12:16
| 俗人
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Comments(4)
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n倉
at 2016-08-29 13:48
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あいさん、いつも頭が下がります
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aiarchi555 at 2016-08-29 15:26
*n倉さま、FBのコメントにも書いたのですが、のら猫に餌をやって増えてしまった、言い訳がましい懺悔を、こちらにも・・・。
「のら猫については、世の中にさまざまな意見があることは知っています。そして、命あるものなので、何が正解かは本当に悩ましいところだし、私にもどうすればいいのかわからないことだらけ。ただ、うちで餌を与えたことで増えてしまった猫についは、自分の責任で、自分が一番いいと思う方法で解決しなければいけない・・・と思い、行動しました。親猫から仔猫を奪うこと、人間の都合で勝手に捕まえて避妊すること、猫にとって、本当にいいことなのか、まだ正直わかりません。仔猫がカラスに捕られることも、生態系の循環としては当然のことだし、自然の摂理ではあります。自分が飼っていた動物を捨てる・・・というのは、絶対に良くないこと。でも、大ケガして庭に現れたのら猫に餌を与えず見殺しにすることは、いいことなのか、悪いことなのか・・・?のらに餌をやるからいけないのだ・・・という意見もあります。それで死んでしまっても、それは自然の摂理。それはそうですね。でも、餌をやって、元気になって、あわよくば懐いてくれれば、捕まえて避妊手術しよう・・・と思って、安易に餌をやってしまって、どんどん増えてしまったから、今回のようなことになってしまった訳で・・・・。放し飼いしている限り、元来ののらは人間には完全には懐きませんね。仔猫の生死を目の当たりにし、親猫のせつない鳴き声にやられ、保護した仔猫には数時間おきにミルクを与え、日々捕獲器を仕掛けては、失敗したり、運よく入れば病院に連れていったり・・・。今年の梅雨から夏にかけては、毎日毎日「ごめんね、ごめんね」と自分も落ち込み、本当に心が苦しい日々でした。これからも、この猫たちの命は続きます。せめて、安全に、穏やかに、ケンカせず、近所のごみを荒らさず、過ごしてくれればいいなあと、人間の勝手な願いです。」
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smart-time at 2016-08-29 21:30
私の友人も猫を飼っていますが、愛情と覚悟を持って接しています。
この一年、立て続けに2匹の猫たちが他界しました。 1匹は猛禽類に狙われて、もう1匹は寿命を全うし・・・。 いずれも辛い別れでしたが最後まで心血注いで接していた姿が印象的でした。 今回のAiさんの記事もそうですが、命の大切さを深く考えさせられます。 明日から、うちの子に一層の愛情もって接してあげようと思います。
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aiarchi555 at 2016-08-29 22:35
*smart-timeさま、コメントありがとうございます。
家で飼われている猫と違って、外で生きている猫は、暑さや寒さに耐え、雨に濡れ、台風をしのぎ、危険と隣り合わせで生きています。一度にたくさんの子供を産むので、子育ては大変。母猫が餌を求めて歩き回っている間、仔猫はじーっと留守番しています。その間にカラスがくわえて行ったり・・・。外猫の子育ての姿を、この夏、初めて見ました。母猫のたくましさと強さと優しさは、人間も学ぶべきところがたくさんあるような気がします。死んだ仔猫にカラスがたかっている少し離れたところに、黙ってずーっと座っている母猫の姿は、忘れることができないと思います。 そもそも、のらに餌を与えてしまったことから、こんなことが始まってしまったのですが、人間の勝手な行いを黙って赦してくれて、愛くるしい姿を見せてくれる猫たちに、私は救われるような気がしているのです。 もう1匹、室内飼いしているプーコも、もとはと言えば、生まれて間もなく段ボールに捨てられていたのをもらってきたのが始まり。これは紛れもなく、人間が故意に捨てた仔猫でした。母猫のお乳も飲めず、もふもふの温かさも知らずに育ち、すっかり婆さん猫になってしまいましたが、いつもじーっと寄り添ってくれるこの子にどれだけ癒されているか・・・。 smart-timeさんちのうさちゃんも、本当に偶然に出会った運命ですね。愛情を注ぐと動物には伝わるものですね。いっぱいかわいがってあげてください。時々、画像UPしてくださいね。
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