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以前ブログに書いた「車庫兼倉庫 → 住宅」コンバージョンの現場が、梅雨入り前に無事に完了しました。
知り合いの設備業者さんから、図面をちょこっと書いて欲しい・・と声かけられたのが始まりでした。厳しいご予算、家に対してのこだわりはない・・・、ただ住めるようにしたい・・・、近所にある貸家みたいでいい・・・というニュアンスの話を伺って、私が設計監理をしない方が施主さんのためになる・・・と判断し、簡単な間取りを1枚書いて、耐震診断をしただけで、申請も必要なく、監理もしません、という仕事でした。 大工さんの仕事のスケジュールなどが関係し、思ったよりも時間のかかった現場でしたが、梅雨に入る前にお引越しができてよかったですね。 外部はサイディング張り、内部は建材とクロス張り。本当に近所にある貸家と変わらない仕上げになりましたが、なんとか予算内で収まったそうで、喜んでくださいました。 「家」とは、施主さんがそこに何を求めているか・・・によって、答えはいろいろだなぁ・・と。
by aiarchi555
| 2016-05-25 18:34
| 仕事人
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Comments(2)
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smart-time at 2016-06-22 23:44
竣工しましたね。
beforeとafterが全く違います。 そこには確かに設計者の手があり、褒められるべき事のように思う反面、 普通に設計監理で受けていたら予算的に難しい仕事だったでしょうし。 こういう仕事を通して設計者もステップアップできることもあるけど、 設計てなに?考えさせられる複雑な心境です(@_@)
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aiarchi555 at 2016-09-25 10:00
*smart-timeさま、今頃になってコメントいただいていたことに気づきました。大変失礼を・・・。
さて、このような案件の場合、日頃お世話になっている業者さんの頼みということで、必要最低限の図面を書いたのですが、施主さんにとってみればそんなことは関係ない・・・、何かあれば私に連絡してくるのです。いやいや、図面を書いてハイおしまいという仕事だったので、設計料も監理料もいただいていないのですよ。追加工事の見積もりの金額のこと、BS放送が映らなくなったこと、その他諸々・・・申し訳ないのですが、私が関わることではないのです。 ここの施主様には大変申し訳ないと思うのですが、本来の設計料をきちんとお支払いいただいている他の施主さんに、逆に申し訳が立たないのですよね。 私たちの仕事は、図面という目に見える成果品だけではない、目に見えない諸々の調整や段取りなども全部含まれているわけですから。 下請けの仕事をするときは、どこまでが自分の仕事の範囲なのか、しっかり確認して請けなければなりませんね。 特に報酬の件。とても大切なことなのですが、それを口にしたとたんに態度が変わるような元請けさんや施主さんとは、仕事をしないほうがいい・・・ですね。 そして、元請けさんは、施主さんに、しっかりとそのことをご説明した下さらないと、困りますね。
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