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延岡市の奥東海。
20年も延岡に住んでいますが、このあたりを初めて訪れたのは、今年のはじめ。 リノベーションのご相談を昨年の秋にお電話いただき、諸事情から延び延びになり、今年の初め、ようやく現場を訪れることができました。 私の自宅から日向灘の海岸線が湾曲して見え、ずーっと目で追っていくと、その湾曲した先に見えるのが奥東海。 陸路で行くと、遠回りだな・・・。 昔はきっと、川を渡ってあっち岸に行っていたに違いない・・。「渡し場」っていうバス停とかあるし・・・。 そんな川や海や山など、延岡の地形を改めてまじまじと地図で眺めるのが楽しくもある現場。こんなところに人が住み着いて、かつてはとってもたくさんの人が住んで、にぎわっていたに違いない・・・。だって、小学校とかあるし・・。ある一定の子供の数がいたからこそ、小学校が建てられたのだろうから・・。今も小さいながら、現役の小学校です。 急傾斜地の高台に建っている小学校から見下ろす川岸一体に、集落が立ち並びます。 「昭和42年新築」と登記された建物を、今回リノベーションします。 リノベーションの仕事は、その家の歴史、家族の人生に、立ち入らなければならない時もあります。一部解体された家を眺めながら、ご家族がみんなお元気だった頃のこと、お店が賑わっていた頃のこと・・・いろんなことを考えてしまいます。 そして、それはある意味、これからの自分の人生がどんな風になっていくのかな?と老後のことを考えることにもなります。 これまでの生活を刷新する今回のリノベーション工事。いろんなモノや思いを切り捨てながら、それでも前向きに生きていく・・・という強さが、人知れず施主の心にはあるのでしょう。 着工までに、いろんなことが次々と起こって、正直、気持ちが萎えそうになったことが幾度もありましたが、無事に工事が始まりました。完成がとてもとても楽しみです。 南側の窓の前に建っていた倉庫を解体し、陽の光が室内へ差し込むようになりました。
by aiarchi555
| 2015-11-25 12:45
| 仕事人
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