きらら延岡研修旅行 その17

1月12日

■旧羅典神学校　（国指定重要文化財）　+　旧長崎大司教館

・旧羅典神学校　　1875年（明治8年）　　設計：ド・ロ神父

キリスト教の禁教が解除された後、日本人聖職者を養成するために建てられた神学校。現在は、キリスト教の歴史に関する資料館として公開されています。

写真左側の建物です。奥には大浦天主堂が見えます。

この辺一帯は、幕末、外国人居留地区となっていた地区です。天主堂を始め、隣にはグラバー邸も現存しており、当時の洋館建築がまとまって残っている貴重な地区です。この神学校と天主堂の間の、中庭のような空間にも、当時、外国人たちがたくさん行き交い、団らんしていた光景があったのでしょうね。





・旧長崎大司教館　　1915年（大正4年）　　設計：ド・ロ神父+鉄川与助

神父たちが事務的な仕事を行ったところ。現在は、長崎コレジオという神学校として使われており、非公開になっています。







奥に大浦天主堂、右が旧羅典神学校、左手前が旧長崎大司教館




このすぐ隣に、グラバー邸があるのですが、時間の都合で、今回は寄りませんでした。
過去にも２度訪れているので・・・・。


それにしても、明治、大正の建物が、そのまま地区一体として残され、現在も使われている・・・・、だからこそ、その時代の様子が目に浮かぶようです。


その18へつづく