きらら延岡研修旅行 その15

　1月12日

■親和銀行　大波止支店
1963年　　設計：白井晟一

表からは小さな建築に見えますが、裏通りまで続く結構ボリュームのある建築でした。


この時代の建築は、どれもそうですが、細部のディテールまで手を抜かない・・・というか、細部ほど見ごたえがある・・というか。


基礎の見切り部分。石の曲線が柔らかさを出しています。


漢字とアルファベット、２種類の表札は、石に刻まれています。



落ち水の仕掛け

もともとは水が張られていて、落ち水もエントランスの演出だったでしょうにね。


薄らとした記憶ですが、たぶん、ここには過去にも訪れています。
結婚後、わずかな時間ですが勤めていた延岡の設計事務所の所長が、白井晟一のファンでした。息子が産まれる前に長崎旅行した際に、白井晟一の建築だ・・・と言って、来た記憶が、今頃、思い出されました。

裏通りの通用口




何か、思い入れを持って見ないと、記憶には残っていないものだ・・・と実感。




その後、お昼ご飯タイム。
長崎中華街で、皿うどんとか、ジャージャー麺とか、春巻きとか、酢豚とか・・・・、6人で円卓を囲み、回しながら食べました。