きらら延岡研修旅行 その５

1月10日

■うつわ処　赤井倉

中尾山にある陶磁器販売のショップ。
建物は国の登録有形文化財です。
焼き物の卸商２代目店主により明治２３年に建築されました。
「明治二拾三年寅三月十七日　棟上 奥川戸市　棟梁児玉政治」と書かれた棟札が現在も存在しています。

明治時代の商家の建築様式が見て取れ、かつて土間だった玄関部分には、現在はフローリングが貼られていて、歴史と文化の感じられる建物に、現代の建築素材を上手に組み合わせたインテリアになっていました。
２階は撮影禁止でしたが、梁組が見える天井の低い天井裏を利用した空間で、ダイナミックな曲がり材と趣のある陶器の展示がとても素敵な雰囲気を作り出していました。









登り窯を解体する際に出る耐火煉瓦でつくった塀「トンバイ塀」も見所だそうです。

その６につづく